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海外における天然繊維の生産へ - FOOD REBORN

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日本植物繊維産業共同研修センターの設立

2023313日、フードリボンはインドネシア最大の農業団体・全国農村協同組合連合会(Induk KUD)と共同で、東ジャワ州マランに「日本植物繊維産業共同研修センターJapan Joint Training Center for Plant Fiber Industry)」を設立し、センター内に新型の繊維抽出機(特許申請中)を設置しました。

 

同センターが位置するマラン近郊のケディリ地区はパイナップルの大産地で、近接するブラウィジャヤ大学農業技術研究所と連携して、農家の研修や機械の野外テスト、量産化に向けた支援に取り組む計画です。

 

インドネシアにおいても、農地では収穫後にパイナップルの葉やバナナの茎がたくさん廃棄されており、これらの再利用・製品化により、農家の収入アップ、農村部の雇用機会の創出等地域課題の解決に貢献することができます。

 

開所式にはInduk KUDのハーマン全国理事長、中原大学(台湾)の鍾財王教授、フードリボンの宇田社長など関係者のほか、地元自治体や地域の農家・農業組合、学術機関、日本青年会議所視察団及び同インドネシアパートナーなど約40名の方々が参加し、式後に大学の研究施設や実証現場を視察して交流を深めました。

 

今後、同地で生産施設の整備や生産体制の構築を行い、今年秋にはパイナップル葉繊維の本格的な生産を開始する計画です。

インドネシアの地元新聞に記事が掲載されました

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