本取り組みの発信は「おきなわSDGsプラットフォーム会員」によるものです。
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さとうきび灰からできた油を一切使わない洗濯用洗剤『KIBI WASH キビウォッシュ』発売開始!
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元東京大学助教が開発したサトウキビを利用した沖縄の海を綺麗にする循環型エコサイクルの実現
2024年3月よりORION COSMETICSから沖縄の海と地球環境に優しい洗濯洗剤『KIBI WASH』を販売を開始いたしました。沖縄の精糖工場では砂糖を煮詰める際にサトウキビの搾りカスを燃料にしています。『KIBI WASH』は精糖時に発生する「灰」を利用してできた新しいエシカルな洗濯用洗剤です。沖縄で余っているサトウキビの灰をアップサイクルすることで沖縄の綺麗な海や人に優しく普段の生活に取り入れ易い形でSDGsを実現いたします。
『KIBI WASH』の特徴と一般の洗濯用洗剤の問題点
ORION COSMETICSが開発した『KIBI WASH』の大きな特徴として、油を一切原料とせず環境に最大限配慮したエシカル洗剤である点です。
①原料:水と灰のみ(油を使わない)
②灰は、沖縄県の製糖工場から出る残渣(灰)を再利用
③沖縄県内で製造して使うことにより輸送エネルギーを低減
沖縄で廃棄されていたサトウキビの搾かすの灰を再利用し、油を一切使用しないことで海の環境を守り、使う方が増えれば増えるほど沖縄の海が綺麗になるエコサイクルを実現しています。
現在多くの家庭や会社で使われている合成洗剤は、生分解性が低く、水中に住む生物の生態系に負荷をかけていることは広く認知されています。一方、パーム油などの天然の油脂を原料として作られる石鹸は、石油から合成される合成洗剤よりも生分解性が高く、環境に優しい製品として売り出されている製品も見受けられますが、パーム油を生産している東南アジアでは、原料となるヤシの木の大規模農場を作るために熱帯雨林が伐採され、そこに住む生物を含め莫大な環境負荷があることが問題となっています。
今回の開発に着手したKIBI WASH は、油を一切使わず、廃棄物として見過ごされていた灰から抽出したアルカリ成分のみで洋服についた皮脂などの汚れを落とすことが可能です。汚れを落とすのに過剰量の油を使わなくても、皮脂などの汚れが灰から抽出されたアルカリ成分によって洗濯中にイオン化し、汚れが落ちる仕組みです。当製品を利用する人が増えれば増えるほど沖縄の海を綺麗にする画期的な商品です。
商品のお取り扱いについて
問い合わせ先 ORION COSMETEICS 担当古波蔵栄太
連絡先 080-7980-3845
メール info@orion-cosmetics.com
ホームページ https://orion-cosmetics.com
開発者について
古波藏利菜 1984年生まれ
経歴
2013年 東京工業大学大学院 有機・高分子物質専攻 博士研究員
2013-2015年 University of Wisconsin Madison 生化学科 博士研究員
2015-2020年 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 助教(工学部応用化学科兼担)
2019-2020年 三菱ケミカル株式会社 Organic Material Lab 客員研究員
2022年〜 沖縄国際大学 産業総合研究所 特別研究員
2023年〜 沖縄産の原料を使った環境配慮型化粧品・洗剤製造・販売業 ORION COSMETICS 設立(個人事業)
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