株式会社キョウリツ
- 代表者名
- 代表取締役 大城 保一
- 市町村
- うるま市
- 主な業種
- 製造業
- 関連業種
-
製造業
- Goals
- SDGsへの
具体的な取り組み -
-
- 弊社は、現代社会インフラを成立させる為に欠かせない、コンクリート(生コンおよびコンクリート製品(U字溝等))の製造を生業としております。しかしながらコンクリートの主原料であるセメントは、製造時にほぼ同重量のCO2を発生させており、これは建設業で排出されているCO2の1/3に相当します。間接的にでもCO2を大量発生させ続けている事は、企業の社会責任を果たしているとは言えず、新技術を活用したコンクリートの長寿命化・低炭素化に取り組んでおります。
コンクリート工場として行っている社内での具体的な取組
(1)自己治癒コンクリートの普及促進
コンクリートの長寿命化・そしてメンテナンスコストを削減できる自己治癒コンクリート「Basilisk」の活用があります。これはコンクリート中で200年生きられるバクテリアを一緒に練り混ぜ、ひび割れ発生時に侵入する水・空気を触媒としてカルシウムを発生させてひび割れを自動的に埋める技術です。
コンクリートをスクラップ&ビルドさせず、ライフサイクルコストを下げる試みです。
(2)産業廃棄物を活用したコンクリートの製造
沖縄県内で発生した廃ガラス瓶やサトウキビ廃材といった産業廃棄物を破砕し、コンクリートへリサイクル活用する事で、廃棄物の削減と、天然資源の消費の抑制を行っております。現在は、バイオマス発電所から発生した燃焼灰のコンクリートへの活用を検討しております。
(3)アイドリングストップ活動
現在10台以上所有しているフォークリフトのアイドリングを最小限に留める事により、化石燃料の使用量の低下、燃焼に伴うCO2発生を抑制しています。
(4) 消費電力の削減
事業所内の照明を徐々に蛍光灯からLEDへと切り替えており、使用電力を抑えています。加えて、昼休みの消灯も実施し、不要な消費電力を削減する事で、間接的に発電に必要な燃料の使用量を削減いたします。
(5) 社内コンクリート教育について
毎月、社内でコンクリート技士の資格取得を目指した勉強会を行っています。コンクリートはセメント・水・砂・石を組み合わせた混合物で、中でもセメントの製造が大きくCO2を発生させています。コンクリートを詳しく知る事で、より環境に優しく・長寿命化できるコンクリートを配合する事が出来ます。
(6) 社外(大学・高等学校)へのコンクリート教育
毎年、琉球大学・美里工業高校・名護商工工業において、コンクリート教育として「コンクリート製品検定」の実施を行っております。建設業を志す学生へ、コンクリートと言うマテリアルを早期に学習して頂く事で、コンクリートで出来るものの発想の幅を広げて貰う試みです。
地震・台風等の災害からおきなわを守るには欠かせないコンクリートを、沢山の方に正しく理解して頂き、沖縄県の持続可能な社会形成へと貢献したいと思います。
- 弊社は、現代社会インフラを成立させる為に欠かせない、コンクリート(生コンおよびコンクリート製品(U字溝等))の製造を生業としております。しかしながらコンクリートの主原料であるセメントは、製造時にほぼ同重量のCO2を発生させており、これは建設業で排出されているCO2の1/3に相当します。間接的にでもCO2を大量発生させ続けている事は、企業の社会責任を果たしているとは言えず、新技術を活用したコンクリートの長寿命化・低炭素化に取り組んでおります。
- 住 所
- 〒904 沖縄県うるま市石川東恩納1406-99
- 電 話
- 098-965-6262
- P R 動 画